ご注意!!
次の二点につきまして、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
※こちらの日本語訳は個人が趣味で行っているものであり、公式とは一切関係ありません。
※素人の翻訳のため、訳し間違い、読みづらい点もあるかと思います。参考程度に考えていただけると幸いです。
上海淘米公式youtube
小花仙第1季第1集 花仙使者诞生!
【大雑把なあらすじ】
主人公シア・アンアンは元気な小学四年生。ある晩、ひょんなことからツバキの花の妖精と守護契約を結ぶことになる。妖精の名前は椿(チュン)、花の大陸ラベルの住人だ。
ラベル大陸には強大な神秘の力が眠っており、悪い者たちがその力を狙っていた。そこで光の女神ププラはその力を【花の法典】に隠し、花の精霊王たちを守り神として花の法典に封印した。しかしある日、花の法典が闇の女神ヤージャによって奪われた。神秘の力がヤージャの手に渡るのを危惧したダイ・ウェイウェイは、魔法で花の法典の封印を解いた。しかし、そのために花の精霊王たちはばらばらに地球に散ってしまった。
花の精霊王たちを呼び戻し花の法典を元の姿に戻すため、アンアン、椿、そしてラベル大陸の古霊仙族のククル王子の奮闘劇が始まった!
【日本語訳】
花の妖精たちが住むラベル大陸の古霊仙境には、【神秘の力】が眠っていると伝えられています。その力を奪うため、悪い者たちがこの美しい国に忍び込んできました。そのため、ラベル大陸は厳しい寒さと戦火に見舞われ、花たちはみんな枯れてしまいました。
しかしそのとき、美しく賢く優しい女神様が現れ、魔法で悪い者たちを追い払いました。女神様のおかげでラベル大陸は蘇ったのです。神秘の力を守るため、女神様は古霊仙族と協力して、神秘の力を【花の法典】の中に隠しました。そして、花の妖精たちからそれぞれ【花精霊王】を選び出し、彼らに花の法典を守らせました。
伝説によると、ラベル大陸に再び危機が訪れたとき、【運命の花仙魔法使者】が現れ、花の法典を開くと言われています。
(小さい頃のアンアン。パパに本を読んでもらっている。)
パパ「はい、おはなしはこれでおしまい。アンアン、早く寝なさい」
アンアン「パパ、アンアンのママはお花の妖精なの?」
パパ「そうだよ。ママは一番きれいな妖精なんだ。お空の星を見てごらん。あの中の一つがママで、いつもアンアンを見ているよ」
(場面は変わってラベル大陸。 花の法典を奪った闇の女神ヤージャを追いかけるエドウィンとダイ・ウェイウェイ。)
闇の女神ヤージャ「アハハハハハ!花の法典があればこの世界は私のもの!」
エドウィン「ヤージャ!花の法典を返せ!」
ヤージャ「落ちぶれた古霊仙族に何ができて?お前たちに花の法典は相応しくない。神秘の力は私のものよ!」
ダイ・ウェイウェイ「ヤージャ様、花の法典はラベル大陸の運命に関わるだけでなく…」
エドウィン「ダイ・ウェイウェイ、奴に何を言っても無駄だ」
ヤージャ「身の程知らずめ。エドウィン、裏切り者のお前まで私の邪魔をするというの?」
ダイ・ウェイウェイ「私たちが貴女に敵わないことなどわかっています。でも…」
ダイ・ウェイウェイは魔法で“ラベル大陸と地球をつなぐ門”を出現させた。
ヤージャ「異世界への門!何するつもり?!」
ダイ・ウェイウェイ「たとえ貴女を止められなくても、花の法典は絶対に渡しはしない!」
ダイ・ウェイウェイは花の法典の封印を解く呪文を唱え始めた。花の法典をヤージャに奪い去られるよりはましだと判断したのだ。
ヤージャ「私の花の法典が!この愚か者どもめ!やめろー!」
ダイ・ウェイウェイ「花の法典の精霊の契約者の名を以って封印を解き放つ!いけ!」
花の法典の守り神として封印されていた精霊王たちは、異世界への門に吸い込まれて散り散りに地球へと落ちていった。
ヤージャ「忌々しい者どもめ!ププラ!そして花仙(※)どもめ!今に見ていなさい!」
(※花仙 ラベル大陸の住人のこと。エドウィンやダイ・ウェイウェイも花仙で、光の女神ププラに守られている。)
捨て台詞を残し、ヤージャは去っていった。
エドウィン「我々は一体どうすれば…」
ダイ・ウェイウェイ「もしかしたら、女神様なら…」
すると眩いばかりの光を放ち、光の女神ププラが現れた。
エドウィン、ダイ・ウェイウェイ「女神様!」
光の女神ププラ「私にはわかっておりました。これもさだめなのかもしれません。邪悪なるものに打ち勝つために、私たちを導いてくれるのはただ一人…」
(場面は変わって現代の地球。ベッドの上で本を読んでいるアンアン。横には飼い猫のシロがいる)
アンアン「シロ、なんでパパは帰って来ないのかな。ふわあ、ねむい。もう寝よう。はあ、寒いなあ」
閉まり切っていないカーテンの向こうに、アンアンは幾筋もの流れ星を見つけた。
アンアン「シロ、流れ星だ!」
喜んで窓に駆け寄るアンアン。
アンアン「雪の日でも流れ星って見られるんだね。きれいだなあ。…シロ、お星さまがお庭に落ちたよ!」
パパ「アンアン、ママは一番きれいな妖精なんだ。お空の星を見てごらん。あの中の一つがママで、いつもアンアンを見ているよ」
アンアン「もしかしてママかな?」
子供の頃の話を思い出したアンアンは、庭に落ちた流れ星を探すために外に出た。
アンアン「ママ…?」
しかし、いくら探してもママの姿はなかった。
アンアン「ママじゃなかった…。見間違いだったのかな…」
ママを見つけられず落胆するアンアン。しかし、庭の片隅に咲くツバキを見つけ、アンアンに笑顔が戻った
アンアン「あ、ツバキだ!きれいだなあ。ツバキってすごいなあ。こんな寒い日でも咲いてるなんて。(ツバキに向かって)寒くないの?」
アンアンがツバキに触れるとツバキは強い力を発し、その勢いでアンアンは尻もちをついた。そしてツバキの中から美しい妖精が現れたが一瞬で消え去った。
アンアン「なに今の?!」
?「ウフフ…」
笑い声が聞こえて振り向くと、先ほどの妖精が宙に浮いていた。
アンアン「きれいな人…。じゃなくて、あなた誰?!」
?「私のことが見えるの?」
アンアン「あなたはお星さまなの?」
椿「私の名前は椿(チュン)」
アンアン「私はシア・アンアン…」
椿「私は花の国から来たツバキの妖精よ。あなたは花仙の匂いがするけど、あなたも花仙なの?」
アンアン「なにを言ってるの?…花の国?どこかで聞いたことあるような…」
アンアンが首にかけていたツバキのペンダントに興味を持った椿は、そのペンダントにそっと触れてみた。するとペンダントは幾筋もの光を放ち、その光の中に椿を閉じ込めてしまった。閉じ込められた椿はそこから逃れようと必死でもがいている。
椿「アンアン、早くここから出して!ここはすごく苦しいわ!」
アンアン「ど、どうすればいいの?私にもわからないよ…」
椿「ペンダント!それは魔法のペンダントよ!誰にもらったの?!」
アンアン「これ?これはママがくれたんだよ。魔法のペンダントじゃないよ」
椿「私はここから出ないといけないの。アンアン、助けてくれる?」
アンアン「うん」
アンアンの返事を聞き、呪文を唱え始める椿。足もとには魔法陣のようなものが回っている。
椿「花仙シア・アンアンよ、“花の法典の始まりの精霊”の名をもって、あなたと契約します。あなたの守護精霊となり、花の法典を元の姿に戻すことを誓います。(アンアンに向かって)私の名を呼びなさい。あなたの命令に従います。花仙魔法使者よ、契約の呪文を唱えなさい。花仙魔法使者、さあ、呪文を!」
アンアン「呪文って何?」
椿「私の名前を呼んで!」
アンアン「椿…」
アンアンが椿の名前を呼ぶと、椿の背後にあった魔法陣が強烈な光を放った。そして、椿は一筋の光に変わり、アンアンのペンダントの中に消えていった。
(場面は変わって公園の噴水。噴水の中からずぶ濡れの男の子が現れた。)
ククル「サイアクだ。こんな登場ジーンじゃ古霊仙族のイケメン王子のイメージが壊れてしまう」
(ククルの回想シーン。ラベル大陸の運命をククルにゆだねる光の女神ププラ)
光の女神ププラ「これは愛と美と智の力を備えた魔法のステッキです。花仙精霊王たちを取り戻すのに役に立つでしょう。まずは椿を探しなさい。彼女は花の法典の始まりの精霊、彼女が戻れば“魔法陣”は動き出します。【精霊王カード】を集め、魔法陣の中のあるべき位置に収めれば、光を放ち始めるでしょう」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ククル「椿ってヤツはどこにいるんだ?」
ククルが握っていた魔法のステッキが、ククルの手から離れて飛んで行った。そして光を放ち地面に魔法陣を出現させた。
「ツバキの精霊王・椿、花仙魔法使者との契約完了。花の法典に封印」
どこからか声が聞こえてきたかと思うと、魔法陣の中から椿の姿が描かれた【精霊王カード】が現れた。
ククル「どういうことだ?誰かが椿をゲットしたのか?もしかしてヤージャ…?オレはどうすりゃいいんだ?」
魔法陣と精霊王カードは消え去り、魔法のステッキがククルの元に戻った。
ククル「ラベル大陸に戻って、ダイ・ウェイウェイ先生とエドウィン先生を呼ぶか」
そのとき、ククルの脳裏にププラ女神の言葉がよぎった。
光の女神ププラ「あなたは古霊仙族の最後の希望。ラベル大陸はあなたを必要としているのです」
ククル「よし、オレは王子だ!絶対に花の法典を取り戻してやる!」
散り散りになった花仙精霊王たちを再び花の法典に戻すため、ククルは異世界地球で頑張る覚悟を決めたのだった。
【続く】