ご注意!!
次の二点につきまして、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
※こちらの日本語訳は個人が趣味で行っているものであり、公式とは一切関係ありません。
※素人の翻訳のため、訳し間違い、読みづらい点もあるかと思います。参考程度に考えていただけると幸いです。
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小花仙第1季第6集 叫出我的名字
【大雑把なあらすじ】
眠りの花、瑞香花の夢の世界に閉じ込められたアンアンのクラスメイトたち。彼女たちを助け出したいアンアンだったが、どうすればいいのか全くわからなかった。瑞香花の世界から脱する方法はただ一つ、彼女の名前を当てること。そのヒントは彼女の歌う歌に隠されているという。そして、精霊王と契約を結び、花の法典に戻すには、精霊王の姿を見て名前を呼び、互いにその契約に同意しなければならないという。瑞香花精霊王の名前が全くわからないアンアンだったが、チェンハンの助けにより、アンアンは瑞香花精霊王の名前を知り、契約を結ぶことができた。
瑞香花の夢の世界からクラスメイトを助け出したアンアン。その様子をそっと見つめる謎の少年がいた。
【日本語訳】
(ナレーション)
シア・アンアンのクラスで怪事件が起こった。クラスメイトたちが眠ったまま目覚めないのだ。瑞香花(ジンチョウゲ)の精霊の仕業であることはわかったが、花仙魔法使者になったばかりのアンアンと、真面目に魔法を勉強してこなかったククルは、どうすればいいのかさっぱりわからなかった。アンアンは魔法のステッキで瑞香花を捕まえようとしたが、逆に瑞香花の夢の世界へと誘われてしまった。
(前回の回想シーン。)
瑞香花精霊王「新しい遊びをしよう」
チェンハン「どんな遊び?」
瑞香花精霊王「わたしの名前を当ててごらん」
チェンハン「どうして?」
瑞香花精霊王「私の名前を当てられたらあなたたちの勝ち。そうしたら家に帰っていいよ」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ククル「アンアン、シア・アンアン!」
アンアン「痛ーい!何よ?!」
瑞香花の夢の世界に誘われ、夢うつつのアンアンだったが、ククルに蹴っ飛ばされて目が覚めた。
ククル「オマエまでヤツの魔法にかかったのか?」
アンアン「なんか女の子を見たような…。その子にゲームをしようって誘われたの」
ククル「間違いない。花仙精霊王の仕業だ。絶対ソイツをゲットするぞ!」
アンアン「うん!チェンハンたちを助けないと」
ククル「前に先生が“眠りの花の精霊”のことを話してたような…」
アンアン「眠りの花…。瑞香花…」
ククル「花仙国には眠りの花の物語があるんだ」
アンアン「うんうん。それで?」
ククル「瑞香花が咲き誇る不思議な場所があって、そこを通りかかったヤツはみんな眠ってしまうらしい」
アンアン「じゃあ、その人たちはどうやって目が覚めたの?」
ククル「忘れた…」
アンアン「ククルは花仙国の偉大な王子じゃなかったの?!」
ククル「オレ様は偉大なる王子だ!ただ忘れただけだろ。フン!庶民、オマエに命令する。早く瑞香花の精霊をゲットしろ!」
アンアン「どうやって?」
ククル「早く椿を呼べ。ヤツにやらせてみろ」
アンアン「うん」
アンアン「愛、美、智のパワーよ。偉大なる花神ププラ様を証人とし、花仙魔法使者シア・アンアンの名をもって、あなたを召喚します!出でよ、椿!」
アンアンに召喚され、椿が現れた。
アンアン「椿!瑞香花の精霊を捕まえて!」
アンアンに命じられ、瑞香花の鉢植えを攻撃する椿。しかし、椿の攻撃が瑞香花に襲いかかった瞬間、瑞香花の周りにバリアのようなものが現れ、その攻撃をはね返した。
椿「アンアン、瑞香花の夢の世界は結界で守られていて、外からの攻撃は効かないわ」
アンアン「じゃあ、どうすればいいの?チェンハンたちは瑞香花の夢の世界にいるのに」
椿「精霊を捕まえるには、その姿を見ないといけないの。そして、精霊の名前を呼んで、互いに同意しないと契約は成立しないの」
(回想シーン。椿と契約するアンアン。)
椿「花仙シア・アンアンよ、“花の法典の始まりの精霊”の名をもって、あなたと契約します。花仙魔法使者、さあ、呪文を!」
アンアン「椿…」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
アンアン「どうすれば瑞香花の名前がわかるの?」
椿「それはアンアンの知恵と勇気にかかってるわ」
アンアン「私は本当にチェンハンたちを助けたいの…」
(場面は変わって、瑞香花精霊王の夢の世界。瑞香花精霊王の歌を聴きながら楽しく遊ぶチェンハン、委員長、ニーニ)
風の精霊よ、雲と霧を吹き消して。
眠りの花はひっそりと咲き誇っている。
私の愛する者よ、
並木の中で、夕陽の中で、幾重もの美しき幻の中で、
さあ、一緒に踊りましょう。
チェンハン「あなたの名前を当てられない。難しすぎるよ」
瑞香花精霊王「私の名前はこの童謡の中に隠されているの。これがヒントだよ」
チェンハン「童謡?」
(場面は変わって、アンアンの部屋。アンアンが学校から帰ってくると、ククルがのんきに歌を歌っていた)
アンアン「ただいま。チェンハンたちがまだ眠ってるというのに、よく歌なんか歌ってられるね」
ククル「違げーよ。オレは眠りの花の伝説を思い出そうとしてただけだ」
アンアン「何か思いだした?」
ククル「ある童謡を思い出しただけだ」
アンアン「チェンハンは私の一番の友達なの。だから絶対に助けたいの!」
ククル「オマエどうする気だ?」
アンアン「瑞香花の精霊に会いに行ってみる。昨日彼女を見たとき、彼女の気配を感じたの。すごくいい気持ちになったから、きっと彼女はいい精霊だと思う。だからチェンハンたちを返してもらうようにお願いしてみる」
ククル「お願いだと?オマエがするのはお願いじゃなくてゲットだろ。オマエはこのオレ様自らが任命した花仙魔法使者だぞ。王子に恥をかかせるなよ」
アンアン「じゃあ、王子は彼女の名前を知ってるの?」
ククル「…すぐに思い出すから!すぐに!」
アンアン「ママ、お空で私を見守っててね」
(場面は変わって、ニーニの家。瑞香花の鉢植えに向かって魔法のステッキを構えるアンアン。)
アンアン「愛、美、智のパワーよ、偉大なる花神ププラ様を証人とし、花仙魔法使者シア・アンアンの名をもって命じます。姿を現しなさい!」
(場面は変わって、瑞香花精霊王の夢の世界。)
アンアン「瑞香花さん、どこですか?こんにちは、私はシア・アンアンです。出て来てください」
瑞香花精霊王「あなたが新しい花仙魔法使者?」
アンアン「私の友達を連れて行ったのはあなたですか?」
瑞香花精霊王「うん、みんなでゲームをしてるの」
アンアンが瑞香花精霊王の後ろを見ると、チェンハンたちはシャボン玉のようなものに閉じ込められていた。意識がはっきりしていないのか、その目はうつろだった。
アンアン「チェンハン、アンアンだよ!」
チェンハン「アンアン…」
アンアン「瑞香花さん、あなたがいい精霊だって知ってます!だから友達を返してください!」
瑞香花精霊王「みんなで楽しく遊んでるのに、なんで帰らないといけないの?」
アンアン「私たちには私たちの世界があるんです!それに、みんなの家族が心配してるんです!」
瑞香花精霊王「ダメだよ。これはゲームなんだから。勝たないと帰さないよ」
アンアン「どうすれば勝ちなんですか?」
瑞香花精霊王「私の名前を当てればいいだけだよ」
アンアン「名前を当てる…」
楽しそうに先ほどの歌を歌いだす瑞香花精霊王。
アンアン「この曲知ってる…。そうだ、ククルが歌ってた!」
瑞香花精霊王「ウフフ。私の名前はこの歌詞に隠されてるの。わかるかな?」
アンアン「国語は苦手なのにー!瑞香花さん、行かないでー!…椿!風雪!」
瑞香花精霊王の出した問題が解けないアンアンは、椿を召喚して力技で瑞香花精霊王を捕まえようとした。しかし、椿の攻撃は瑞香花精霊王には効かなかった。それどころか、瑞香花精霊王の攻撃に捕まり、チェンハンたちと同じく、シャボン玉のようなものに閉じ込められてしまった。
瑞香花精霊王「フン!ここは私の夢の世界、外からの攻撃なんて全く効かないわ」
アンアン「どうしよう。ママ、助けて!」
瑞香花精霊王の夢の世界に閉じ込められ、うつろな目のチェンハン。しかし、アンアンの声が届いたのか、チェンハンの意識が戻りかける。そして、瑞香花の歌の歌詞をつぶやいた。
チェンハン「風が嵐を吹き消す…【山】、林が夕に重なる(层叠)…【梦(夢)】」
チェンハンが呟くと、アンアンを閉じ込めていたシャボン玉のようなものが消えた。
瑞香花精霊王「おりこうね」
チェンハン「アンアン!これが彼女の名前だよ!早く!」
瑞香花精霊王に向かって魔法のステッキを構えるアンアン。瑞香花精霊王は穏やかな笑みを浮かべていた。
アンアン「偉大なる花神ププラ様を証人とし、花の法典の所有者の名をもって、あなたと契約を結びます!【山夢】!」
瑞香花の精霊王【山夢】、花仙魔法使者と契約完了。花の法典に封印。
(場面は変わって翌朝、登校途中のアンアン。)
チェンハン「アンアン、おはよう」
アンアン「チェンハン、おはよう。具合はどう?」
チェンハン「すごく元気だよ。でも、変な夢をたくさん見ちゃった。きれいなお花の妖精と名前を当てるゲームをする夢。アンアンも出てきたよ。よく覚えてないけど、夢の中のアンアンはすごく不思議でね」
アンアン「全部夢!全部夢だから!」
チェンハン「きれいな服を着てたような…。あと、魔法を使ってた。すごかったよ!」
アンアン「そ、そう…。ありえないけどね…」
ニーニ「チェンハン、アンアン!」
チェンハン「ニーニも学校に来られたんだね。本当によかった。(ニーニのペンダントを指さして)それ綺麗だね」
ニーニ「うん。これは瑞香花、私の守護花なんだ。花言葉は楽しい気持ち、春を連れてくる花だよ」
チェンハン「うん」
アンアンが見上げると、そこには春の花が咲き誇っていた。
アンアン「早く行こう!遅れちゃう!」
楽しそうに駆け出すアンアン、それに続くチェンハンとニーニ。
?「花仙魔法使者シア・アンアン、じきに会うことになるだろう」
穏やかな日常が戻ったのもつかの間、謎の少年がアンアンを見つめていた。
【続く】