ご注意!!
次の二点につきまして、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
※こちらの日本語訳は個人が趣味で行っているものであり、公式とは一切関係ありません。
※素人の翻訳のため、訳し間違い、読みづらい点もあるかと思います。参考程度に考えていただけると幸いです。
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小花仙第1季第15集 手工课引发的烦恼!
【大雑把なあらすじ】
授業で花のリースを作ることになったアンアンたちは、クラスのみんなで仙女座公園に材料を集めに来た。ハナズオウを気に入った委員長は、その花びらでリースを作ることにする。するとその時、ハナズオウから花仙精霊王が現れた。
翌日、忘れっぽいニーニはリースに使う花びらを忘れてきた。すると、委員長がハナズオウの花びらの入った袋を差し出した。ニーニが忘れてくることを見越して多めに集めておいたのだ。そして不器用であるニーニを手伝い、二人でリースを作り上げた。
自分の部屋でリースを満足げに眺めていたニーニだったが、くしゃみをしてリースを壊してしまう。ハナズオウの精霊王は壊れたところを直せばいいと言ったが、彼女の声が聞こえないニーニは無理やり直そうとしてよけいにめちゃくちゃにしてしまう。ニーニは直すことを諦め、他の花びらで新しく作り直すことにした。
翌日、ニーニが提出したリースを見て驚く委員長たち。なぜ一緒に作ったリースを出さないのか問われたニーニは、壊したことを言い出せずに誤魔化そうとする。しかし、誤魔化しきれず、逆に怒って教室を飛び出してしまった。すると、アンアンたちの前にハナズオウの精霊王が現れた。
【日本語訳】
(学校。ダイ・ウェイ先生の授業。)
ダイ・ウェイ先生「皆さん、明日の授業でお花のリースを作ります。ですので、リースに使う花びらや木の枝を集めておいてください。わかりましたか?」
クラスメイトたち「はーい!」
ダイ・ウェイ先生「では、授業を始めます。教科書を開いてください」
教科書を出そうとカバンに手を突っ込むニーニ。しかし、カバンの中に教科書は無かった。すると、後ろから声がした。
委員長「ニーニ、これ使いなよ」
委員長が予備の教科書を貸してくれた。
ニーニ「ありがとう」
ダイ・ウェイ先生「次は糊を使います。教科書の通りにやってみましょう」
ニーニ「あっ、糊も忘れた」
委員長「はい」
今度は委員長が予備の糊を貸してくれた。
ニーニ「委員長はエスパーみたいだね」
委員長「うちのクラスには忘れん坊がいるからね。そうだ。今日の放課後、みんなで仙女座公園に行くのを忘れないようにね」
ニーニ「え?なんで?」
委員長「明日の授業で使う材料を集めないと。ダイ・ウェイ先生がさっき言ったばかりじゃないか」
ニーニ「また忘れてた。ああ…」
(場面は変わって放課後、仙女座公園。)
アンアン「委員長、なんでそんな大きな袋を持ってきたの?」
委員長「僕は委員長だからね。クラスのみんなのことを考えないと」
チェンハン「委員長はいつも用意周到だよね。ほんとによく気がつくリーダーだね」
委員長「それが僕の仕事だからね」
(場面は変わって、ライラックの花びらを見つけて喜ぶニーニ。)
ニーニ「わあ!」
ルシオ「その花は止めたほうがいい。夜に部屋に置いておくのはよくないんだ」
ニーニ「なんで?」
ルシオ「ライラックは夜に強い香りを放つんだ。その匂いを嗅ぎ過ぎたら身体に障るよ」
ニーニ「えー…」
(場面は変わって、ミドリサンゴを見つけて喜ぶ委員長。)
委員長「あれ、リースの軸にちょうどいいな」
ミドリサンゴに触れようとする委員長を止めるルシオ。
ルシオ「その植物には触れないほうがいい」
委員長「どうして?」
ルシオ「この種の植物はミドリサンゴといって、植物の先から出ている液体は猛毒なんだ。うっかりその毒に触れてしまったら…」
委員長「お、脅かすなよ。…あの花は何だろう?」
委員長が指さした先には美しい紫色の花があった。
ルシオ「きれいだね」
委員長「あの花には毒はないよね?」
委員長「よかった!じゃあ、あれにしよう」
ルシオは意味ありげにつぶやいた。
(場面は変わって、ハナズオウの花びらを集める委員長。すると、ハナズオウから花仙精霊王が現れた。)
委員長「ハナズオウってきれいだなあ。きっと一番きれいなリースが作れるぞ。みんな喜ぶだろうな」
委員長の言葉に喜んだ花仙精霊王は、委員長のカバンの中にそっと忍び込んだ。
(場面は変わって翌朝。ニーニの部屋。)
ニーニ「まずいまずい、また遅刻しちゃう!あと持っていく物は…。なんか忘れてる気がするけど…」
ニーニのママ「ニーニ、また遅刻するわよ。早くしなさい」
ニーニ「行ってきまーす!」
慌てていたニーニは、昨日集めた花びらを持って出るのを忘れてしまった。
(場面は変わって教室。ダイ・ウェイ先生の授業。)
ダイ・ウェイ「今日の授業はお花のリースを作ります。集めてきたお花を机の上に出してください」
ニーニ「持って来るの忘れた!」
慌てて思わず立ち上がるニーニ。
ダイ・ウェイ先生「うふふ。ニーニさん、忘れたのはわかりましたから早く座りなさい」
ニーニ「ああ…」
委員長「ほら」
委員長がハナズオウの花びらが入った袋をニーニに差し出した。
ニーニ「えっ?」
委員長「これ使いなよ。昨日多めに集めておいたんだ」
ニーニ「委員長ありがとう。委員長がいなかったら、わたしの学校生活真っ暗だったよ。ありがとね」
すると、袋の中から花仙精霊王が顔を出した。
ククル「この感じ…。アンアン、精霊王の気配がするぞ!」
今度はアンアンのリュックの中からククルが顔を出した。
アンアン「わかってるよ。でも今は無理だって…」
ニーニ「アンアン、何か言った?」
アンアン「ええと…」
ダイ・ウェイ先生「皆さん、先生のする通りにしてください。まず長い枝で輪っかを作ります」
ニーニ「輪っかを作る」
ダイ・ウェイ先生「次に細い紐で輪っかが交差する部分をくくります」
ニーニ「ひもでくくる」
先生の言う通りにしてみたものの、不器用なニーニは上手く出来なかった。
委員長「そのやり方じゃだめだよ、リースが壊れちゃう。貸してごらん、手伝うよ」
ダイ・ウェイ先生「そして輪っかの上にお花を編み込んでいきます。配色に気をつけてくださいね」
委員長に手伝ってもらい、頑張ってリースを作るニーニ。
ダイ・ウェイ先生「はい、これで完成です。皆さん、できましたか?」
委員長の手助けの下、ニーニはハナズオウだけのリースを作り上げた。
ニーニ「紫だけになっちゃったけどきれいだな。よかった。こんなに上手くできたのは初めてだよ」
完成したハナズオウのリースを見て、花仙精霊王は満足げだった。
ククル「シア・アンアン!近くに精霊王がいるぞ。ゲットしろ!」
ククルの声に気づき、アンアンの方を見るニーニ。
アンアン「ニーニのリース、ほんとにきれいだね…」
アンアンは慌てて誤魔化した。
(場面は変わってニーニの部屋。)
自分で作ったハナズオウのリースをうっとり眺めるニーニ。
ニーニ「えへへ、きれいだなあ…」
花仙精霊王「うんうん」
ニーニ「それにいい匂いがする。ハックション!…とうしよう!」
くしゃみをした勢いで、リースは真っ二つに壊れてしまった。
花仙精霊王「大丈夫、直せばいいよ」
しかし、精霊王の声が聞こえないニーニは無理やりに直そうとする。
花仙精霊王「違う違う、そうじゃないよ。まず長い枝を輪っかにして…」
ニーニ「違うな。たしかこうやって…」
リースを力づくでくっつけようとするニーニ。
花仙精霊王「違う違う。そこは細いひもで固定して…」
ニーニ「しまった!…もうやめた。新しいのを作り直そう」
ハナズオウのリースを直すことを諦め、ニーニは自分で集めた黄色い花で新しくリースを作り直すことにした。
花仙精霊王「そういうのよくないよ…」
(場面は変わって翌朝。ダイ・ウェイ先生の授業。)
ダイ・ウェイ先生「皆さん、昨日の宿題のリースを出してください」
うつむいてもじもじしているニーニ。
アンアン「ニーニ、なんで出さないの?また忘れちゃった?」
ニーニ「ううん…」
ダイ・ウェイ先生「ニーニさん、お花のリースはどうしました?」
先生に言われ、仕方なくリースを出すニーニ。しかし、それは自分で作り直した黄色の花のリースだった。
アンアン「えっ?それどうしたの?」
昨日のとは違うリースを見て、アンアンたちはとても驚いた。
(場面は変わって授業後の教室。)
委員長「ニーニ、昨日一緒に作ったリースはどうしたんだい?」
ニーニ「自分で作ってみたかったから…」
一緒に作ったリースを壊してしまったことを言い出せないニーニは嘘をついて誤魔化した。
委員長「でも、昨日一緒に作ったやつの方がよかったじゃないか」
ニーニ「でも、あの色あまり好きじゃなくて…」
委員長「うそだよ。昨日あんなに喜んでたじゃないか」
ニーニ「今は嫌いになったの!悪い?!」
詰め寄る委員長に苛立ち、ニーニは声を荒げた。
アンアン「ニーニ、そんなこと言っちゃだめだよ。委員長はニーニを心配して…」
ニーニ「ちょっと外行ってくる」
いたたまれなくなったニーニはその場から逃げ出した。その時、ニーニのカバンの中からハナズオウの花びらがこぼれ落ち、その花びらは花仙精霊王に変わった。
アンアン「うそ!」
突然の花仙精霊王の出現に驚くアンアン。
ククル「シア・アンアン、精霊王の気配がするぞ!しくじるなよ。ヤツはすぐそこにいる!」
花仙精霊王の気配に気づき、リュックの中から叫ぶククル。しかし、アンアンは呆然としたままだった。
【続く】