小花仙 日本語訳

中国アニメ「小花仙」を個人の趣味で日本語に翻訳しています。

小花仙第1季第13集 美人教師がやって来た!

 

ご注意!!

次の二点につきまして、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

※こちらの日本語訳は個人が趣味で行っているものであり、公式とは一切関係ありません。

※素人の翻訳のため、訳し間違い、読みづらい点もあるかと思います。参考程度に考えていただけると幸いです。

 

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小花仙第1季第13集 美丽的代课老师

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【大雑把なあらすじ】

アンアンのクラスに新しい先生がやって来た。彼女の名はダイ・ウェイ。海の向こうの花の国から来たという。少し不思議な雰囲気をまとった彼女だったが、すぐにクラスメイトたちに受け入れられた。

 

ダイ・ウェイ先生の最初の授業はプリン作り。アンアンはパパとワンクーお兄ちゃんの分を作ったが、ワンクーお兄ちゃんが喜んでくれるか不安だった。するとルシオがマーガレットで花占いすればよいとアドバイスしてくれた。

 

街中に咲くマーガレットで花占いをするアンアンだったが、何度占ってもいい結果が出ない。その時、マーガレットの庭園を見つける。庭園に咲くマーガレットで占いをしようとしたアンアンだったが、次第に様子がおかしくなっていった。実はそこにマーガレットの精霊王が隠れていたのだ。

 

精霊王は言う、もし私と契約を結びたいのなら、私の試験をクリアしなさいと…。

 

【日本語訳】

アンアン「うわー!また遅刻だ!パパ、行ってきます!」

元気よく家を飛び出すアンアン。

パパ「気をつけていってらっしゃい。…アンアンは本当に元気だね。シロ、僕たちは朝ご飯にしようか」

 

(場面は変わって学校付近。懸命に走るアンアン。)

アンアン「遅刻しちゃう、遅刻しちゃう!」

必死で走っていたアンアンは道端に落ちていたバナナの皮で滑って転びそうになった。しかし、ある人物がアンアンの体を支え、アンアンは転ばずに済んだ。

?「大丈夫?」

アンアンが振り向くと、そこには美しい女性が立っていた。

アンアン「大丈夫です。ありがとうございます。…きれいな人だなあ」

?「こんにちは、シア・アンアン」

アンアン「こ、こんにちは。なんで私の名前を知ってるの?」

?「ウフフ」

 

(場面は変わって始業前の教室。)

アンアン「はあ、間に合った。毎日朝寝坊できればいいのに」

始業のベルが鳴り、担任の先生が入ってきた。

先生「今日は皆さんに新しい先生を紹介します」

すると、一人の女性が教室に入ってきた。

ニーニ「誰?すごい美人!」

シャンシャン「金色の髪だ」

アンアン(あ、あの人!)

先生「こちらはダイ・ウェイ先生、今学期だけ皆さんに生活自然科を教えてくれます。皆さん、よろしくお願いします」

ダイ・ウェイ先生「皆さん、初めまして。では、授業を始めましょう」

男子生徒「ダイ先生!先生は金髪だけど外国人なんですか?」

 

ダイ先生「どうやら自己紹介が必要なようね。先生の故郷は海の向こうにある、とてもきれいな国です。もちろん花港市もとてもきれい。先生はこの街の人たちが大好きです。先生の故郷は昔の人々の知恵がそのまま遺された聖地だと言われ、とても神秘的な木々や花々が咲いています。」

クラスメイトたち「わあ!」

ルシオ「先生はなぜ花港市に来たのですか?」

挑発的な笑みを浮かべ、ルシオがダイ・ウェイ先生の話を遮った。

ダイ・ウェイ先生「それは神様のお導きです」

アンアン「神様?」

ルシオ「ダイ先生、この世に神など存在しません。適当なことを言って、子供を騙すのはよくないですよ」

ダイ・ウェイ先生「ウフフ。先生の故郷には花神信仰の風習があります。なので、花港市でたくさんお花の勉強をしたいと思っています。皆さんも手伝ってくださいね」

クラスメイトたち「はーい!」

ダイ・ウェイ先生「では、授業を始めましょう。今日はみんなでプリンを作りたいと思います。出来上がったら家に持って帰って、一番好きな人にあげてください。皆さん、いいですか?」

クラスメイトたち「はーい!」

 

(場面は変わって放課後の教室。)

二つのプリンを前に嬉しそうに微笑むアンアン。

チェンハン「アンアンのプリン可愛いね。お父さんにあげるの?」

アンアン「実はダイ・ウェイ先生にお願いして2個作らせてもらったの。一つはパパにあげるんだ」

チェンハン「もう一つは?」

アンアン「もうすぐワンクーお兄ちゃんの誕生日なの。いつも週末にお花屋さんを手伝ってもらってるからお返ししたいんだ」

チェンハン「アンアンは優しいね」

アンアン「でも、ワンクーお兄ちゃんは喜んでくれるかな…」

ダイ・ウェイ先生「もちろん喜んでくれるわ」

アンアン「ダイ・ウェイ先生!」

ルシオ「もし気になるなら占ってみれば?マーガレットに聞くといいよ」

アンアン「マーガレット?」

ルシオ「雛菊のことさ」

ダイ・ウェイ先生「ルシオはお花に詳しいのね」

ルシオ「昔の人は占いたいことがあるとき、道端に咲くマーガレットの花で占っていたそうだよ」

アンアン「ほんと?!」

ルシオ「でも、あまり占いに夢中なりすぎると自分を見失ってしまうことがある。だからマーガレットは“未知の謎”の象徴なんだ」

ルシオの言葉で不安になったアンアンをダイ・ウェイ先生は慰める。

ダイ・ウェイ先生「アンアン、強い意志と勇気さえあれば全てはうまくいくわ。他の誰かの意見で自分の運命を決めては駄目よ」

アンアン「うん!」

 

(場面は変わって帰り道。)

アンアン「チェンハン、ワンクーお兄ちゃんは喜んでくれるかな。やっぱり心配だよ」

チェンハン「きっと喜んでくれるよ。ダイ・ウェイ先生も言ってたじゃない。アンアンが一生懸命作ったんだもん。きっと喜ぶよ」

ククル「なんかいい匂いがする。甘い匂いだ」

プリンの匂いにつられ、ククルがリュックから飛び出した。

ククル「プリンだ!やったー!オレ様の好物だ!」

アンアン「このプリンはククルのじゃないよ。ワンクーお兄ちゃんのために作ったの」

ククル「ケチ!オマエの作ったプリンなんてマズいに決まってる!オレ様は食わねーよ!」

アンアン「このうぬぼれ昆虫が!」

ケンカを始めるアンアンとククル。

チェンハン「ふたりとも落ち着いて」

アンアン「本当に美味しくないかも…」

チェンハン「アンアン、あそこ!」

アンアン「マーガレットだ!」

 

チェンハンが指さした先にはマーガレットの咲く花壇があった。アンアンはベンチに腰掛け、マーガレットで花占いを始めた。

アンアン「ワンクーお兄ちゃんは私のプリンが嫌い、好き、嫌い、好き、嫌い…。うわーん、チェンハン…」

花びらの最後の一枚はアンアンが望まない結果を示していた。

チェンハン「アンアン、あっちにも咲いてる。もう一度試してみようよ」

しかし、ここでも結果はよくなかった。幾度となく場所を変えて花占いをするアンアン。しかし、何度やっても結果は同じだった。落ち込むアンアンを心配そうに見つめるチェンハン。しかし遠くに何かの気配を感じ、チェンハンは歩き出した。

 

チェンハン「アンアン、早く!」

チェンハンに呼ばれて行ってみると、そこはマーガレットが咲き誇る庭園だった。

チェンハン「アンアン、ここのマーガレットすごくきれいだね」

アンアン「わあ、たくさん咲いてる」

チェンハン「お空のお星さまみたい」

アンアン「マーガレットさん、ワンクーお兄ちゃんは私のプリンを喜んでくれるか教えてください…」

マーガレットに願いをかけるアンアンだったが、だんだん表情が虚ろになってきた。

ククル「アンアン、どうした?オマエ、なんかおかしいぞ。…強烈な花精霊の気配がする!アンアン、しっかりしろ!」

アンアン「美しいマーガレットさん、ワンクーお兄ちゃんが私のプレゼントを喜んでくれるか教えてください…」

ククル「アンアン、しっかりしろ!チェンハン!」

チェンハン「雛菊は占いの花、マーガレットさん…」

チェンハンの様子もおかしくなっていた。

ククル「占いの花…。ヤバイ、思い出した!コイツは迷いの花の精霊王だ。前に先生が言ってた。確かヤツの名前はマーガレット。しっかりしろ、チェンハン!シア・アンアン!チェンハン!」

ククルが何度呼んでもアンアンとチェンハンの様子はおかしいままだった。すると強い光を放ち、マーガレットの中から精霊王が現れた。

雛菊精霊王マーガレット「私の名前を呼んだのはあなた?」

ククル「オマエがマーガレットか?」

雛菊精霊王マーガレット「そうよ。私、あなたのこと知ってる。古霊仙族の継承者ね。あの子が新しい魔法使者?」

ククル「わかってるならさっさと降参しろ!」

雛菊精霊王マーガレット「彼女は花仙のいい香りがする。でも、彼女を認めるわけにはいかないわ。あなたたちはもう5人の精霊王を集めたそうね。でも、私の出す試験をクリアしないとあなたたちを認めないわ」

そう言って精霊王は姿をくらました。その時、庭園中が光を放ち、地面から何重もの壁が天に向かって伸びていった。そして、あっという間にその壁は迷路を作り、アンアンたちを中に閉じ込めてしまった。そこでやっとアンアンたちは正気に戻った。

 

アンアン「どうなってるの?!」

チェンハン「どうしたの?ここどこ?」

ククル「マーガレットの迷路に閉じ込められちまったようだ」

アンアン「迷路?」

ククル「マーガレットの属性は謎、これはヤツが作り出した迷路に違いない」

アンアン「どうしよう!」

ククル「ヤツをゲットするにはここから出るしかない」

アンアン「助けてー!私は迷路が一番嫌いなんだよー!うわーん!」

 

 

【続く】