小花仙 日本語訳

中国アニメ「小花仙」を個人の趣味で日本語に翻訳しています。

〜 劇場版小花仙:奇跡の少女 〜 詳細なあらすじ2

 

そして現在。シモンのいぬ間に勇気国に乗り込んだタバスは、王国を乗っ取るつもりで王座に座っていた。しかし、勇気国の伝承の星の在りかがわからず苛立っていた。怒りに任せて王座のひじ掛けを叩くと、飾りが外れて中から伝承の星が出て来た。王位継承者であるシモンが二人の思い出の場所に隠していたのだ。勇気国の伝承の星を手に入れたタバスは、メリメと共に風沙国へと向かった。

 

※勇気国の伝承の星は二人の思い出の場所に隠されていた。

 

 

風沙国の伝承の星は、伝説によると秘密の楼閣の中に隠されているという。しかし、それを知っているのは風沙国の王と、風沙国と良好な関係であった勇気国の王のみで、アンアンたちは知る術もなかった。しかし、アンアンたちの前に謎の青年が現れる。彼は風沙国の伝承の星のありかを知っていると言うのだ。ククルとエドウィンはこの青年を怪しんだが、アンアンは彼の人柄を信じ、彼と共に風沙国に行くことにした。

 

※アンアンを危機から救ってくれた謎の青年。自らを吟遊詩人と名乗るが…。

 

 

大きな白虎に変身した小白の背中に乗り、風沙国を目指すアンアンと謎の青年。道の途中、アンアンは彼と色々な話をする。ククルは自分の大切な友達であること、そして自分のせいで仲間たちをタバスにさらわれてしまったこと…。アンアンは謎の青年に風沙国に向かう理由を尋ねる。あなたもラベル大陸に眠る神秘の力が欲しいのかと。しかし、謎の青年は笑って否定する。そして彼は言った。一番大切な人を取り戻すために、自分は風沙国に向かうのだと…。

 

※自分の大切な人を取り戻すために風沙国に向かうという謎の青年。しかし、どこか悲しそうだった。

 

 

風沙国に着いたアンアンと謎の青年、そしてククルとエドウィン。楼閣の内部には外からの侵入を阻む仕掛けが張り巡らされており、一歩間違えれば命を落とす非常に危険な場所だった。しかし、謎の青年は楼閣内の仕掛けを熟知しており、彼の案内のおかげで無事に中心部までたどり着き、風沙国の伝承の星を見つけることができた。

 

※風沙国の神秘の楼閣。

 

※風沙国の伝承の星は伝説の通り、神秘の楼閣の中に祀られていた。

 

 

伝承の星の3つのうち2つが見つかり、アンアンとククルは喜んだ。しかし、そこにタバスとメリメが現れる。彼らの狙いも同じ、風沙国の伝承の星だ。そしてその時、伝説の精霊王・不滅忍が突如復活した。三つに分けられた伝承の星が一堂に会したことにより、本来の姿で蘇ったのだ。不滅忍精霊王の正体はアンアンたちが行動を共にしていた小さな妖精だった。そして、不滅忍の復活に呼応するかのように、花の法典に異変が起きた。封印されていた精霊王たちが不滅忍の元へ集結したのだ。不滅忍精霊王は言う、最後の審判の扉は開かれた。その扉を通った者だけがラベル大陸に眠る【神秘の力】を手に入れることができると。

 

※彼女の心である伝承の星が一堂に会したことにより、不滅忍精霊王は本来の姿で蘇った。

 

 

最後の審判の扉を通るには、不滅忍精霊王に己の強さを認めさせなければならない。タバスは我先にと不滅忍精霊王の元へと向かおうとするが、ククルとエドウィンに阻まれる。アンアンを不滅忍精霊王の元へ送り出すため、ククルはタバスに戦いを挑む。そして、ククルたちの期待を背負い、アンアンはたった一人で不滅忍精霊王が待つ最終審判の地へ向かった。アンアンに先を越されたタバスは激怒しククルを攻撃、そしてククルもこれに応戦し、かつてうやむやになってしまった【王子同士の本気の戦い】が始まった。

 

※アニメ第2季第8集で流れてしまった王子同士の本気の戦い。

 

詳細なあらすじ3に続く

https://itsumimzt.hatenablog.com/entry/2023/01/26/210724